2009年2月アーカイブ

RED撮影②

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2Kで120Pのスーパースロー撮影で

やはり素材に大きく影響するのが照明だ。

今回は撮影監督の手配でARRIのデイライトを使った。

色温度は6000K~5000K。アイランプにB5フィルターを使ってガンガン炊く予定だったが

最終的にはARRIを4発使った撮影になった。

一番の懸念がやはりフリッカーだ。

今回はフリッカーフリーの電源を用いて、どこまでスローを表現できるかだった。

照明の技術者いわく「完全なフリッカーフリー」はあり得ないらしいが

画角や角度でも追い込んだ調整はできる。

しかし120Pとなると、話は少し変わってくる。

 

↑ARRI。相当明かりを稼げます。

yamae04.jpg

↑電源。4発使って、スタジオパンク寸前。


実際今回の撮影でも3分の1位の素材に弱くではあるがフリッカーが出てしまった。

もちろんカラコレ等でほぼ消すことができる範囲ではあるが、

僕ら撮影陣の大きな敵・フリッカー。

REDであっても、さすがに消すことは難しいのだ~

もちろんモニター環境も大切。

今回はREDのHDSDI-OUTの出力をAJAでHDMIに変換しそれを液晶モニターに出しました。

しかし・・・ARRIのデイライト4発でスタジオ電源が限界に・・・AJAの動作が不安定になってしまい

画面がガタガタに。

フリッカーなのか、何なのか、ワカラネーって感じで大変失礼いたしました~反省。

やっぱHD-SDIモニター要るねー。だよねー。


yamae05.jpg

↑AJAのコンバーターHi5。少し非力だったなー


RED撮影①

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CMの撮影をREDで行なった。

今回のターゲットはサラダドレッシングということで、野菜や魚介類が

水とともに流れたり、ドレッシングがかかるシーンの撮影になった。

そこでREDの真骨頂120Pというスーパースローに挑戦した。

サイズは2Kの2:1。

2:1といえば、2048×1024と、縦がHDに満たないため

あまり使われないサイズではあるが、120Pという魅力はかなり大きいといえる。

事前のカメリハでV1Jのスムーズスローレックを使っていたからか、

今回の映像のキレイさには、スタッフみんな息をのんだ。

 

 yamae02.jpg

 yamae01.jpg

↑日本で1台目のRED購入者のポール。相当なノウハウ持ってます。

 

使用したレンズは35mm、キャノンの50mm単焦点。ボケ足がキレイに出るだけでなく、

Kのサイズでも相当エッジがきめ細かく表現された。

全部で91カットと、カット数はかなり少なかったため

編集にはそれほど時間がかからないと思われる。

しかし、今回一番驚いたことはPCとの親和性が

この半年でググググンとUPしていたことだ。

 

特にWINDOWS間での素材編集ワークフローが驚異的に短縮されている。

なんと4Kの素材がADOBEで扱えるのだ。しかもネイティブに。

更によく出来ているのがその編集方法。オフラインを1Kで行なえるため、

Core2Duo程度のマシンで十分に扱える。

R3DファイルがCS4のPremiere、AEで簡単い扱える夢の時代がいよいよ到来した!

編集の詳しいことについては、またすぐに報告いたします~

 

ちなみに昨晩ADOBEのAENに参加してきました。

CS4の魅力をいろいろクリエイターが喋ってたけどあんまり魅力的ではなかったです~

REDを4Kで扱えるのはCS4だけなのに・・・もったいなー

 

AfterEffects

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11時から夜の8時までAfterEffectsの講習を行った。

IMIの生徒は皆さんとても熱心で頭が下がる。かなりの長丁場だったのみのかかわらず、

この日も15人近くの人が最後まで勉強していた。

 

映像の基本的な技術論から始まって、最後はグリーンバック撮影までノンストップ。

殆どが「初めて」の人ばかりであったが、まさかここまでできるとは正直思っていなかった。

もちろん一日ではAfterEffectsのさわりの部分しか説明はできなかったが、

僕自身も充実した一日を過ごせた。

 

imi2.jpg

↑もう喉がガラガラでした~かなり有意義だったと思います。

 

よく人に聞かれることがある。それは「どれくらいでAfterEffectsを習得できますか?」という質問だ。

正直僕自身にとっても、まだまだやれること満載のこのソフトウエア。やってもやってもきりがない。

だから僕にはちゃんとした答えがわからないが、今日の生徒の人たちはすでにいろんな

モーショングラフィックに挑戦できるだろうと思う。

 

このソフトに出会ったのが今から大体4年前。局にいたときに、どうしても

他の人ができないVTRが作りたかった。当時はようやくHdcamの素材収集が始まったばかりの

ころだ。まだ現場のデジにはHDVのカメラすらワークフローに組み込まれていなかったため、

必死になってSONYのA1Jで取材を始めたのを良く覚えている。ミランダのHDV-HDSDI変換器の

必要性を上司に説得するのが大変で、AfterEffectsもまだバージョンは6だった。

 

そしてリニア編集でVTRを作るときに、いかにこのAfterEffectsを本編で組み込むか、

とても苦労した。結局、HPのマシンにAEをインストールし、KEY信号とFILL信号を同時に出力できる

BLUE FISHのビデオカードをリニアのスイッチャーに入れて、目押しをしていたのだ

(リニアのRECが回ってから、マニュアルでAEのグラフィックを再生していた)。

おそらくこんな使い方をしていたのは僕しかいなかっただろう。

ただそれだけAEの可能性が無限だったということだ。

 

リニアではできないことが沢山できたから、VTRのクオリティーをずいぶんと上げることが

できたと思っている。あの時は編集室の人たちには本当にお世話になったし、

何せすべてが初めてだったから、本当に感謝している。あの編集方法ができたからこそ、

僕は今もAEを使っているといっても過言ではない。

 

あれからずっとAEを触っている。触っていると、いつも発見があるからすばらしい~AE万歳。